知育玩具

0歳(お座り期)におすすめ!知育玩具の選び方!

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寝返りをするようになって、いろんな動きや表情が出てきて楽しみが増えてきましたね。

少しだけお座りできるようになってきたよ!

これから色々できるようになるだろうけど、どんなおもちゃがいいのかな?

何が知育になるのだろう?

そんなあなたに、療育経験がある作業療法士が紹介します。

0歳赤ちゃんはこんな様子

前回も投稿しましたが、赤ちゃんは目まぐるしく発達するので、4期に分けておもちゃを紹介したいと思います。

  • ねんね期(0~5か月)
  • お座り期(6~7か月)
  • ハイハイ期(8~10か月)
  • つかまり立ち期(11か月~)

※月齢は目安です。

この記事では、お座り期を詳しく見ていきます。

お座り期の特徴

目について

生後6か月~8か月のころは視力が著しく発達します。生まれたばかりでは視力0.02ほどでぼんやりとしか見えていませんでしたが、生後8か月頃になると視力0.1程度(30㎝程度の距離)でピントも合わせやすくなってきます。干しぶどうくらいの小さなものをよく見るようになりますよ。

また、仰向けで寝ているところから、寝返り→お座りをするようになると、顔の高さがでるので視界がぐっと広がります。とらえられるものが、二次元から三次元へなりますよ。このころから、奥行きや上下左右、自分と物の距離がかなり正確になってきます。

6か月を過ぎた赤ちゃんは、上下に積まれた箱を見たとき、上と下の箱の重心がずれていると落ちると理解しているみたいです。すごいですよね!

ほかにも、このころの赤ちゃんは「色がついたもの」「動いているもの」「顔のようなもの」を好んで見るようになります。個数を見分けられるようで、8個と12個より、8個と16個のように差が大きいと区別ができるようです。

また知能もついてきて、目の前からなくなったものや落ちたものを探そうとしますよ。「いないいないばあ」遊びや、物がどうなるかの把握につながります。

体について

手足をしっかり動かすようになったり、うつ伏せで遊ぶようになって体の中心(体幹)の筋肉が発達します。しかし、6か月では支えなしで数秒しか座っていられません。お座りが上手になってくると、両手が空くので遊び方も増えてきます。それでも、振り返ったり横に手を伸ばしたりすると、転びやすいので気を付けてくださいね。

転倒注意です!

また、お座りをすると視界が広がりますが、座ることで自分の足も視界に入ります。はじめは何かわからずじっと見ていたりしますが、「足があったね」などと声をかけると体の部分の学習になりますよ。足で遊ぶ子も出てきます。

さらに両足を突っ張る力がついてくるので、支えると立ってみたり高這い姿勢になることもあります。

手について

これまでは5本全部で鷲づかみでしたが、7か月頃に親指とほかの4本指が分けて使えるようになってきます(対立)。つまむ手の前段階ですね。

両手で積み木を持ったり、左右で持ちかえることができるようになってきます。離すこともできてくるので、いろいろな遊びを楽しむことができるようになってきますよ。ポイントとしては、落とす、引く、押す、詰める、入れる、出すなどのおもちゃがよいですね。

また、赤ちゃんは顔にかかった布をとることもしますよ。「いないいないばあ」遊びを通して、服から顔を出すという着替えの練習にもつながっていきます。

手にしたものを口でも確認する時期なので、誤飲・窒息には注意です。

人との関わりについて

人の顔を覚えるようになってきます。家族と他人の区別がつくようになるので、人見知りが始まりますよ。よく見る人やおもちゃに向かって呼びかけるような声を出すこともあります。

また、このころの赤ちゃんは両親がしていることをよく見ています。そのため、顔の真似をしたり、家族が使っている日用品に興味を持ったりします。生後5か月頃から離乳食を開始していると思いますが、抱っこよりも赤ちゃんと対面で離乳食をあげる方がいいですね。お母さんの口元をまねて口を開いたり、スプーンを使っていることをよく見て自分もスプーンを使いたいと思うようになりますよ。

また、「どうぞ」「ありがとう」のやり取りを楽しむ時期でもあります。おもちゃを介して、やり取りを楽しめるといいですね。

おすすめのおもちゃ

くるくるチャイム

入れる、落とすが大好きで、目の前からなくなった物がどうなるか知りたいこの時期。カラフルなボールは赤ちゃんが好んで見てくれますよ。これは動きがゆっくりなので、視力が発達途中の赤ちゃんにピッタリです。

ボールの大きさも握りやすく、枠があるとボールを離しやすくなるのでオススメです。音も鳴るので、落ちたことも分かりやすいです。


積み木

親指とほかの4本の指が向かい合って、物を持てるようになるので、積み木も持ちやすくなります。両手で積み木を打って音を鳴らしたり、持ち替えたり、お父さん・お母さんが組み立てた物を壊す遊びができます。

カラフルな物やキラキラしている物は、赤ちゃんが好みます。また木製であれば、触り心地がよく受け入れがいいでしょう。

角がとがっていないものを選ぶと、手になじみやすくなりますよ。


リトミックスカーフ

柔らかいので持ちやすく、カラフルなので目を引きます。端を結んでつなげて引っ張りだしたり、穴の中へ入れこんだり、これで「いないいないばぁ」遊びもできますよ。

軽いのでふわふわ落として遊んでもいいですね!これがあれば、いろんな遊びができますよ。


絵本

赤ちゃんは「色がついたもの」「動いているもの」「顔のようなもの」を好んで見るので、はっきりとした色づかいや細かい模様があるものに興味津々。

また身近な物に興味があったり、動きと言葉がつながりやすいオノマトペが多い本も好きですよ。

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離乳食で食べだす頃にもピッタリ。食べながら野菜の色や名前をおぼえていけますよ。


赤ちゃんは顔も大好き!仕掛けで変化も楽しめますよ。


布絵本 しかけ付き

布絵本では柔らかく、赤ちゃんも扱いやすいですよ。細かいところも見るようになるので、仕掛けがついているものが大好きです。ビーズやボタン、面ファスナーなどいろんな素材がついていると、手の触覚の発達にもつながるのでいいですね。


これは持ち運びもできるので、お出かけの時もいいですね。

まとめ

お座りすると、できることが ぐんと増えます。しっかり、お父さん・お母さんのやることを見ていますので、一緒に遊んで気持ちを共有すると楽しくなりますよ。

今回は、くるくるチャイム、積み木、リトミックスカーフ、絵本、布絵本を紹介しました。

次はハイハイ期です。どんどん活発になって目が離せなくなりますが、笑顔で近寄ってきてくれる可愛さは何とも言えないですよ。

やりたい気持ちを大切にしてあげると、ぐんぐん伸びていきますよ。

次の投稿も読んでみてくださいね。

  • この記事を書いた人

たけのこ

療育経験のある作業療法士|自助具の作成が得意|3児の母|

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