知育玩具

1歳半(1歳6か月)におすすめ!知育玩具の選び方!

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こんにちは!作業療法士の たけのこ です。

1歳6か月となると、1歳の誕生日と比べて、たくましくなってきたと思います。

自分でやりたい気持ちが増えてきてるけど、どうしたらいいのかな?

もっとこどもの成長がみたいな!

できることを増やしてあげたいな!

そんな悩みをお持ちのあなたに、療育経験がある作業療法士が、知育おもちゃを提案します!

1歳半の特徴

1歳の記事でも、お話ししましたが、1歳になりたてと、2歳近くの1歳では、大きく異なります。

なので、1歳(前半)と1歳半(後半)に分けて紹介しますね。

※記入している月齢はあくまで、目安です。

1歳半の特徴

体について

しっかりと歩けるようになってきたので、速度の変化方向転換ができるようになってきます。
体の中心で、バランスが取れるようになってきている証拠ですね。

早歩きや、小走り、急に止まっても倒れないようになってきます。

おもちゃを拾いあげたり階段を上ったりと、上下の運動も安定しますよ。
階段を降りるのは、まだ先です。

一瞬だけですが、片足立ちができるようになるので、ボールを蹴って遊ぶことができます。

この時期は、全身を使って遊ぶことで体の動かし方を学んだり、バランス感覚を養う時期なので、いっぱい遊べるといいですね。

もう少し月齢が進むと、上手投げでボールを投げられるようになります(1歳8か月頃)。
物を持った手を上にあげても、バランスを崩しにくくなってきている証拠ですね。

また、小さいながらもジャンプできるようになってきますよ(1歳10か月頃)。
転倒には注意してあげてくださいね。

ほかにも、尿意や便意など感じるようになります。
が、失敗もまだまだ多いです。
これも個人差が大きいので、焦らなくても大丈夫ですよ。

トイレトレーニングを始めるには、心も体も準備が必要です。
トイレに行くか行かないかの意思表示ができるか、排尿の間隔が空いているか、確認が必要です。

また、周りの環境も大切です。
一人でトイレ(おまる)に座れる環境があるか(大人の手伝いも含みます)、トイレトレーニングをする大人に余裕があるかなど、複数確認事項がありますよ。

トイレトレーニングについては、別の記事にて紹介しますね。

目について

視力としては、0.4~0.6くらいになります。引き続き、立体視(上下左右、奥行き)も養われます。

輪郭がはっきりと見えるようになるので、いろいろな物を見たがりますよ。

お散歩に行って、草や石、鳥など一緒に見て、言葉を覚えたり、感覚を養ったりするのもいいですね。

手について

まだまだ感覚遊びが大好きです。
公園で、砂や石、水、粘土などいろいろな触覚を養えるといいですね。

また、遊び方も変わってきて、道具を使うことが増えてきますよ。
砂や水を、スコップやカップを使って別の容器に移すことも好きです。
汚れてもいい環境で、思い切り遊ばせてあげられるといいですね。

他にも、瓶を傾けて中の物を取り出したり、今まで殴り書きだったのがぐるぐる描けるようになります。
これは、体についても話しましたが、方向転換ができるようになったことにも関係していますよ。

肩や腕、手首の使い方も上手になっているので、あまりこぼさずにスプーンを使うことができます。
これは、食事で助かりますよね。イライラの数が減ってくるかも…?

手をよく使っていくと、日常生活でもできることが増えてきます。

上着やズボン、靴など脱ぐことができますよ。(着るのは2歳前後です。)

服は、ある程度方向が違っていても脱げます。
まずは、靴下ズボンがはじめの練習におすすめです。

力の調節も上手になってきて、積み木を積める数が4つくらいに増えてきます。

また、右手・左手が別々の動きができてくるので、紐通しも少しずつできますよ。
紐は先が硬くなっているもの、ビーズの穴も大きめがおすすめです。
ボタンのつけ外しの土台になるので、様子を見ながら、取り入れてくださいね。

言葉について

体の部分を覚えてきますよ。
「目はどこ?」と尋ねると、指さしで教えてくれますよ。

♪あたま かた ひざ ポン の歌で楽しく学ぶと、すぐ覚えてくれますよ。

言葉の理解については、身近な絵を見せて、「これなあに?」と聞くと、答えてくれますよ。
1歳半健診の内容にもありますね。

また、「ゴミ、ぽいしてきてね」「おもちゃ、ないない(お片付け)しよう」など、簡単なお願いも聞いてくれますよ。
いっぱいお手伝いしてもらって、お礼を伝えましょう。親子関係が良好になるかも…!

1歳7か月頃になると、2語文を話しはじめます。
「ワンワン、いた」「ブーブー、あった」とかですね。
たくさん、おしゃべりしてくれると、かわいいですよ。

人や物との関わりについて

「愛情」「得意」「嫉妬」など、人間らしい感情が芽生えますよ。
しかし、その分、欲求が複雑になってきます。
泣いたり、怒ったりしているときは、大人が気持ちを代弁してあげると落ち着いたり、これからの気持ちを伝える手助けになりますよ。
大人は大変かもしれませんが、見ていて、おもしろくなってきます。

また、音・色・匂いなど、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感の感受性が高まります。
体がどの位置や姿勢になっているかの感覚(位置覚)や、どの方向に体を動かしているか(運動覚)なども感受性が高まりますよ。

いろいろ確かめてみたくなるので、いろんな経験ができるといいですね。

公園へ行ったり、ゆっくり散歩するだけでも、いろいろな感覚刺激が得られるので、時間があるときはお散歩もいいですね。

感覚や感情が豊かになるため、偏食も多くなってきます。
これは、大人からしたら大変ですよね。
「おいしい」「かわいい」「楽しく食べた」など、見た目や雰囲気を変えると、食べてくれることがありますよ。

遊び方も少し、他人を気にするようになります。
子どもに合わせてくれる大人となら、見立て遊びや、ごっこ遊びができますよ。

ごっこ遊びには、真似を引き出したり、道具を使う機会を増やしたり、言葉を学んだりと、いろいろな要素を含んでいます。
遊びから、できることを増やしていますよ。

誤飲転倒落下落下物やけど には十分に気を付けてください。

おすすめのおもちゃ

ボール

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アンパンマン カラフルサッカーボール 12.5cm
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柔らかいので、片手で握っても持つことができます。

壁にバスケットゴールを作ったりすると、両手をあげて全身運動ができたり、キャッチボールでやり取り遊びができますよ。
やり取り遊びで、人との関わり方を学んでいきますよ。これからの社会参加に必要ですね。

また、拾って投げるだけでも、上下に動くときのバランス感覚を養えますよ。

ボールはいろいろな遊びができるので、一つあるといいですね。

大きいブロック・積み木

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全身でブロック 入って遊べるセット【送料無料】
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ブロックが大きいので、動きが大きくなります。1歳半の動きたい時期に全身運動ができますね。

ドアがついているので、お店屋さんごっこや電車ごっこ、秘密基地など、ごっこ遊びができるので、想像力やコミュニケーション力が養われます。狭いところが好きな子どもに、秘密基地は憧れますよね。

このブロックは、軽いので、1歳の力でも持ちやすいですよ。
箱型にして、ボールプール遊びもできます。

マスキングテープ


おもちゃ、ではないですが、マスキングテープもおすすめです。
100均にも売ってますよね。

手でもちぎれるので、大人は楽ですね。
貼ったりはがしたりするだけでも、指先を使うことになります。
絵を作ったり、長い短いを覚えたり、並べたりと遊び方はいろいろです。

30㎝くらいの長さを床に引くと、ジャンプの練習になります。
ジャンプできるのは、1歳10か月頃なので焦らないようにしてあげてくださいね。
周りは、転んでも危なくないところを選びましょう。


ちょっと太めのテープもあります。

床にまっすぐ貼ると、その上を歩くという目安になりますよ。
平均台の事前練習にもなります。
今までは、肩幅くらい開いて歩いていたでしょうが、足を閉じて歩くことは、バランス感覚が向上しないと難しいんですよ。

線をギザギザにすると、方向転換の練習にもなりますよ。
電車に見立てて遊ぶのも、楽しそうです。

リング10


前回もご紹介しましたが、うちはこれで集中力がつきました。

棒に通すことができるようになってくると、紐通しもできるようになってきますよ。

付属の紐は、先が棒になっているので、1歳半でもチャレンジしやすいです。
リングも薄めなので、紐がでてくる様子が見やすいです。仕組みが理解しやすいですよ。

紐通しは、ボタンをはめることにつながります。
たくさん経験できているといいですね。

紐通し


こちらは、かわいい動物の絵が描いてあります。

ピースも大きめで持ちやすく、穴も大きいので通しやすいです。紐にもきちんと工夫されていますね。

こちらは、お話を作りながら紐通しを楽しむことができます。想像力がアップできますね。
鳴き声や色などのクイズ形式で、動物を選んで、紐通しする遊びもよさそうです。

このおもちゃは、厚生労働省の食品衛生法の検査もクリアしているので、舐めても安心ですよ。


車好きには、こちらもおすすめです。

ごっこ遊びも楽しめますね。

クレヨン

手の使い方が上手になってきているので、親指・人差し指・中指の3本で持てますよ。
しかし力は弱いので、鉛筆のように細いものでは書きにくいです。
太めをえらぶといいですよ。


こちらのクレヨンは太めで、持ちやすいです。
また、ぐるぐるやてんてんなど、この年齢では力任せに描くこともあります。
太いので折れにくいですよ。

発色もよく、描いたことが分かりやすいので、ぐちゃぐちゃでも楽しめます。
箱にクレヨンを戻す位置が、かいてあるので、マッチングしながらお片付けができますよ。

ツルツルしている面は、水で落とせるので、テーブルにはみ出してしまっても、掃除がしやすいのは助かりますね。
うちも、よくはみ出して描いていて、ふつうのクレヨンだと、なかなか取れなかったですね。

スプーン・フォーク


こちらは、持ち手が短く、操作しやすいです。
私たちも、ふつうの箸と長い菜箸を比べると、ふつうの箸の方が使いやすいですよね。

自然と「鉛筆持ち」になるように設計されているのが、うれしいですよね。

私が療育していた時は、こういう形はなかったので、ふつうのスプーン・フォークを切って柄を自分で作って…などしていました。
その材料が、食洗機ダメな素材だったので、何度も作り直したことか…
これは、食洗機使用可能などで、ガンガン使えますね。   うらやましいです。

また、子どもの小さな口にも入れやすいよう、スプーンやフォークの先は小さめに設定されています。
スプーンの先が大きいと、すくい過ぎて、食べ物を入れすぎたり、フォークの先が大きいと口を横に開かないといけないので、食べにくくなってしまいますよね。
私たちも食べるときは、口を縦に開けていると思います。確認してみてくださいね。

ただ、持ち手が短いので、深いお皿には不向きです。
時と場合によって使い分けるといいですね。

水遊びセット


スプーンやクレヨン、砂遊びなどでも道具を使うことが、上手になってきていると思います。
いろいろな道具を使うことで、さらに手が器用になってきますよ。

お風呂で水遊びなら、水浸しで掃除しなきゃ、と困ることはないですよね。
さらにお風呂を嫌がる子を、お風呂に誘うことができます。

うちもお風呂はあんまり好きじゃなかったので、おもちゃを変えながらなんとかお風呂に入ってもらっていましたよ。

スコップを使うことは、スプーンを使うことにもつながります。
この年齢では、移し替えることも大好きなので、真剣に遊んでくれると思いますよ。

ごはんに比べて、水の方がスプーンから逃げやすいので、移し替える遊びをしている中で、こぼさないようになってきます。
「いっぱい、すくえたね」や「そーとね」など、声掛けをすると、言葉も覚えていきますよ。

ジョーロもあるので、水の特性を知ったり、感覚遊びもできますよ。

まとめ

いかができたか?

今回は1歳半から2歳におすすめの、知育おもちゃを紹介しました。

いろいろな遊びから、手を器用にしていきましょう。
子どもが満足できるまで、遊びつくせるといいですね。

次は2歳です。次の記事もぜひ読んでみてくださいね。

作業療法士の たけのこ でした。
ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

たけのこ

療育経験のある作業療法士|自助具の作成が得意|3児の母|

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